[メモ]Switchを買い替えるときはユーザーを引っ越そう
Switchが発売されたのは2019年9月。
発売当初は圧倒的な品不足だったので、9月に買えた人は少数派だと思います。
ちなみに私はその少数派です。(予約開始日に予約したので発売日に買えた)
発売から2年半が経過。据え置きゲーム機として使っている我が家だと、あと1年ぐらいは持つとは思うのですが、そろそろ経年劣化を感じる人もいるはず。
電子機器なので、パソコンやスマホがそうであるように、ゲーム機にも寿命はあるはず。いかに頑丈な任天堂製とはいえ、心配になるところはあるはず。
買い替えると必然的に問題になるのはデータ移行。セーブデータが吹っ飛んだら目も当てられません。
ということで、旧本体を手放して新本体へ引っ越しする方法を、個人的にまとめました。
いつかやるであろう、自分のために。
※未実証です。たぶんこれでいけるはずです。
※任天堂さんに問い合わせをして確認した内容も含んでいます。たぶんあってるはずです。
旧本体で遊ばない場合、ぶっちゃけ公式どおりにやればいい
こちらが、詳しい手順のあるヘルプ。この手順どおりにやればいいです。
- 新しい本体の初期設定をする
- ユーザーをどうするか聞かれたら、「ほかのNintendo Switchから引き継ぐ」を選ぶ
- 引越し元の本体が手元にあるか聞かれたら「持っている」を選ぶ
- その本体で引き続き遊ぶか聞かれたら「あそばない」を選ぶ
- 引越し元の本体で、設定>ユーザー>ユーザーの引っ越しを選び、「出ていく本体」として進める
- お互いの本体で画面の指示に従って進めていくと、いずれ両方の本体を近づける時が来る
- 近づけて通信する
これで終わりのはず。
これで引っ越せるデータは以下の通り。
- ユーザー情報(フレンド登録・プレイ記録など)
- ほとんどのゲームのセーブデータ
- どうやら「Splatoon2」「ポケットモンスターソード・シールド」など、セーブデータお預かりサービスで預かってくれないデータも引っ越しできる
というかお預かりサービスとセーブデータの引っ越しは、全く別のものである
- どうやら「Splatoon2」「ポケットモンスターソード・シールド」など、セーブデータお預かりサービスで預かってくれないデータも引っ越しできる
- 「いつもあそぶ本体」の登録状況
引っ越せないデータは以下の通り。
- ゲームそのもの・DLCコンテンツそのもの・更新コンテンツ
- セーブデータじゃなくて、いわゆるダウンロード版ゲームのそのもののこと。
- 引っ越し終了後、ひとつずつニンテンドーeショップからダウンロードする必要がある
- 一部のゲームのセーブデータ
- 任天堂のサポートに記載があるのは「あつまれ どうぶつの森」「1-2-Switch」。
- サポートページでは「1つのセーブデータを他のユーザーと共有しているソフトのセーブデータ」と表現されている。
- 「あつまれ どうぶつの森」は、専用引っ越しツールで引っ越し可能。
ユーザーの引っ越しが済んだ後で作業すること。
(本稿ではこれ以上は触れません、詳しい方法は↑の文字リンクをチェック。) - 「1-2-Switch」は、どうやっても引っ越し不可能。
新しい本体で新しく始めるしかない。(任天堂さんに問い合わせて確認済み) - 上2つ以外のゲームがどうなのか確認する方法は後述。
セーブデータお預かりとセーブデータの引っ越しの差
冷静に考えると、本質的にやってることが全然違う2つ。
でも「セーブデータが複数のSwitchに展開できるヤーツ」っていう認識をすると、ごっちゃになります。
- Nintendo Switch Online(月額/年額課金のやつ)の加入特典。
- 一部タイトルを除き、ほとんどのゲームのセーブデータをクラウド保存してくれる。
- 除かれるタイトルは、任天堂製では「あつまれ どうぶつの森」「1-2-Switch」「Splatoon2」。(2022年4月1日時点)
- おなじくポケモン製では、ポケットモンスターシリーズ(Let’sGOピカ・ブイ、ソード・シールド、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール、ポケモンLEGENDS アルセウス)。(2022年4月1日時点)
- これ以外の非対応タイトルは、ニンテンドーeショップの各ソフトの注意文言にそれぞれ書いてある。
- 預かってもらったセーブデータは、同一本体はもちろん、同じニンテンドーアカウントと紐づけた別本体でダウンロードすることも可能。
- あくまでバックアップ目的のため、1つのタイトルで複数セーブデータを保持することもできない。間違えて古い方の本体のセーブデータで上書きしちゃったら、泣くしかない。
- 完全無料。Nintendo Switch Online加入有無を問わない。
- インターネット関係なく、2台の本体の間でデータをやり取りしている。
- 一部タイトルを除き、ほとんどのゲームのセーブデータが移行対象。
- 除かれるタイトルは、「1つのセーブデータを他のユーザーと共有しているソフトのセーブデータ」。
- 任天堂公式では「あつまれ どうぶつの森」「1-2-Switch」だけが挙がっている。
※あつ森は専用ツールで別途引っ越せる旨は先述。 - これ以外の非対応タイトルは、後述の方法で分かるらしい。
- 明示的にデータを転送しないと、別の本体には移動しない。
- 当然ながら、1つの本体に1つのデータしか保存されない。
つまり、この記事で一番言いたいのは、「Splatoon2」と「ポケットモンスターシリーズ」は、ユーザーの引っ越し or セーブデータの引っ越し で引っ越せる。
セーブデータお預かりサービスからデータがダウンロードされたからといって、満足してはいけない。
ユーザーの引っ越しorセーブデータの引っ越しによって、はじめて、Splatoon2とポケモンは引っ越せるんです。
「1つのセーブデータを他のユーザーと共有するソフト」の知り方
公式サポートのセーブデータ引っ越しの欄には、こうあります。
『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』や『あつまれ どうぶつの森』など、セーブデータがユーザーごとに保存されず、1つのセーブデータを他のユーザーと共有しているソフトのセーブデータは、引っ越しできません。
ユーザーの引っ越しとセーブデータの引っ越し
その「など」が知りたいねん。
ということで、知り方を問い合わせた結果、答えが来たので共有します。
知り方
設定>データ管理>セーブデータの消去 を選択
確認したいゲームタイトルを選択
ユーザーごとにデータが保存されるゲームは、このように
「◯◯のセーブデータを消去」
「このソフトのセーブデータをすべて消去」
という選択肢が出る。
つまりスプラトゥーン2は、セーブデータの引っ越しが可能。
※当たり前だけど、これ以上Aを押さないように!消えちゃうよ!確認画面出るけど!
1つのセーブデータを他のユーザーと共有するゲームは、このように
「このソフトのセーブデータをすべて消去」
しか出ない。
つまりあつまれ どうぶつの森は、セーブデータの引っ越しが出来ない。
これで見分けるのが一番堅いらしいです。
ちなみに手元のゲームタイトルを確認しましたが、あつ森以外は全部ユーザーごとにデータが保存されるゲームっぽかったです。
ポケモンスナップやポケモンユナイト、FitBoxingやモンハンライズなど。
自分が好きな音ゲーのDIVA・グルコスもユーザーデータがある様子。
(1-2-Switchは持ってない)
手元の全タイトルを列挙してもいいのでしょうけれど、とはいえ、そのリストにないゲームはどうなんだ!うがー!ってなると思います。
なので各自ご確認ください、という形でまとめておきます。
今一度言いますが、くれぐれも上のスクショ以上に操作を進めないでください。消えるんで。
(問い合わせの返答メールでも念押しされた)
任天堂のサポートページやヘルプページが多い(目的別、見るべきページ集)
ここまで記事を書く中で、どれだけ任天堂のサポートページを渡り歩いたか。
ちょっとページの数が多いっす。
ということで、どういう人が見たらいいかの索引付きで、サポートページへのリンクをまとめました。
よければ使ってください。
新しく本体を買ってきた!全データをこっちに引っ越したい!
ざっくりした概念は上のページ。
丁寧なのは上のページ。
もう既に使い始めた本体があるけど、それにデータを引っ越したい!
全体概要は上のページ。だいたい上のページを見ればよい。
ユーザーを引っ越したい(ユーザーごとにデータが作られるゲームのデータも一緒に引っ越したい)なら、上のヘルプページ。
様々な理由で、「元の本体にも自分のアカウントは残しておくが、ゲームのデータだけ新本体に引っ越したい」なら、上のヘルプページ。
ちなみに引っ越せるゲームは「ユーザーごとにデータが作られるゲーム」のみ。
- たぶん、こんなケース…?
- 家においておく用とは別に"持ち運び用のSwitch"が存在して、外出中に遊びたいゲームだけ持ち運び用に移動したい or 帰宅したので家用に移動したい
- 帰省のために実家のSwitchにアカウントは残しておくが、普段は下宿先の自分用Switchで遊ぶので、さしあたってよく遊ぶゲームだけ吸い出したい or 帰省したので戻したい
Nintendo Switch Onlineのセーブデータお預かりサービスについて知りたい
この記事でまとめたことを丁寧に書いてくれています。
ひとつ上で書いた「元の本体にも自分のアカウントは残しておくが、ゲームのデータだけ新本体に引っ越したい」の対象ゲームが、セーブデータお預かりサービスに対応していれば、別に毎回データを転送しなくても、(同期を忘れなければ)セーブデータお預かりサービスで完結すると思います。
具体的にいうと、Splatoon2やポケットモンスターシリーズを別本体で遊ばない場合は、このサービスの恩恵に預かれます。
別本体でSplatoon2またはポケットモンスターシリーズで遊ぶ場合は、お預かりサービスではダメです。
少なくともSplatoon2・ポケットモンスターシリーズに関しては、面倒ですが、毎度ゲームのデータを引っ越してください。
長々とまとめてきましたが、どうでしょう。
他のブログ等にも色々書かれていますので、それとあわせてご確認ください。
一番大事なのは、Splatoon2とポケットモンスターシリーズのデータは、引っ越せます。
セーブデータお預かりサービスだけしか使っていないと引っ越せませんが、ちゃんと操作すれば引っ越せます。
2台目のSwitchにSplatoon2のデータの引っ越しに失敗して、最初からやり直している自分の大親友の悲劇を繰り返さないためのメモでした。
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