生活の質と性格
※この記事は、入社1年目な人が1年間仕事をしてきて思ったことを、推敲ゼロで殴り書きしてるだけです
若い社会人は、基本的に、早く家に帰るべき。
特に学生時代からの趣味(映画鑑賞とかそんな大層なものでなくても、「家でスプラトゥーンすること」とか)があるなら、早く家に帰るべき。
そのほうが、お金を稼いだ上で趣味もできるので生活の質、いわゆるQuality Of Lifeが上がる。
逆に残業ばかりで、家に帰って、寝て、起きて、出勤するだけの生活になると、とても息苦しくなる。
興味関心イコール仕事、つまり職場で「自分がやりたいこと」:「やりたくないこと」の比率が10:0の場合以外は、間違いなくどこかで息切れする。
ふつうの人はたぶん、「仕事はそこそこにしておいて早く帰っちゃえ」とかいうことができるんだと思う。
ここで性格が出てくる。
「真面目な性格は損」とあちこちで言われているが、損な理由はここにある。
真面目ゆえに、途中で諦められない。
仕事を完遂させないと気がすまない。それも、1日で。家に帰るまでに。
真面目な人も、「キリがいいところで帰ろう」っていう思考は持ち合わせる。ただその「キリがいい」の定義が、真面目な人以外よりかなり厳しいものになっている。
真面目な人は、仕事をたくさんできる。
仕事を与える側からすれば、今日指示した仕事を、明日出勤したときには9割方実現してくれている。
株、バク上がり。
そんな人には信頼がおけるので、仕事を頼みたくなる。他に手が回る人がいないなら、どうしても頼っちゃう。
なぜそんなに仕事ができるのか。
残ってでもやるから。
手が早いわけじゃない。他人より時間が多いだけ。
気がついたら、8時間勤務で収まらない量の仕事を、毎日請けている状態になる。
自分の趣味は置き去りになっている。
自分は真面目なことが取り柄な人は、学生の間に、サボることを覚えるべき。
授業に行くなとかそういうことじゃなくて、「キリがいい」の定義をゆるくする。
「このページが終わったらきょうの予習/復習は終わり」じゃなくて、やめたくなったらやめるようにする、とか。
勉強中はネットを一切見ないようにするんじゃなくって、ちょいちょい(どっぷりでもいいぐらい)遊んでみる、とか。
真のデキる大人は、サボってる。
真のデキる大人は、真面目じゃない。
そして、真面目な人は、真のデキる大人ではない。
真面目なことがウリでここまで生きてきて、真面目に仕事に取り組んでいる1年目のシステムエンジニアが、後輩たちに一番言いたいこと。